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DIYで塗装剥げを補修する方法と注意点[2025.06.16]

 

塗装剥げも自分で直せる!DIY補修のススメ

車の外装に塗装剥げができると、見た目が悪くなるだけでなく、錆の原因にもなりかねません。しかし、修理に出す前に、自分で簡単に補修できる方法があることをご存じでしょうか。塗装剥げの補修は意外と簡単で、必要な道具と材料を揃えれば、素人でも短時間で仕上げることができます。本記事では、DIYで塗装剥げを補修するための方法と、注意すべきポイントを詳しく解説します。具体的な手順を追いながら、効果的な補修方法を紹介するので、ぜひご自分で挑戦してみてください。

 

目次
1. DIYで修理できる塗装剥げの範囲とは?
2. 塗装剥げ補修に必要な道具と材料
3. タッチペンを使った簡単補修の手順
4. スプレー塗装をきれいに仕上げるコツ
5. パテを使った深い傷の補修方法
6. DIY塗装補修の失敗例と対策
7. クリアコートで仕上げる際のポイント
8. 塗装剥げを補修した後の耐久性
9. DIY補修とプロの仕上がりの違い
10. 素人でもできる塗装剥げ補修の流れ

 

1.DIYで修理できる塗装剥げの範囲とは?

車の塗装剥げは、実際に修理できる範囲とできない範囲があることを知っておくことが重要です。DIYで塗装を補修する際には、修理する範囲を明確にし、無理なく補修できる部分を見極めることが成功のカギとなります。まずは、塗装剥げの程度をチェックして、自分で補修可能かどうかを判断しましょう。

塗装剥げの範囲が小さく、浅いものであれば、DIYでの補修が比較的簡単です。例えば、塗装が部分的に剥がれている場合や、小さな傷がついている場合は、タッチペンやスプレー塗装を使用して素早く修復することができます。これらの補修方法は、ホームセンターで手に入る道具や材料を使って、わずかな時間で仕上げることができ、初心者でも挑戦しやすいです。

一方、深い傷や広範囲にわたる塗装剥げが発生している場合には、補修方法が異なります。特に、金属が露出している場合や、大きな塗装剥げが広がっている場合は、パテを使って傷を埋める作業が必要になります。パテを使うことで、深い傷を平滑に仕上げ、その後に塗装を重ねることで、見た目を大きく改善できます。こうした補修作業は多少手間がかかりますが、完成度の高い仕上がりを実現できます。

また、修理ができない範囲としては、塗装剥げが車体の構造的な部分に達している場合や、金属に錆が発生している場合があります。これらは単なる塗装補修では解決できず、場合によってはプロの修理が必要になることもあります。錆が進行している場合は、塗装を施しても耐久性が低いため、修理を繰り返すことになります。こうした問題を早期に発見し、対策を講じることが車両の長寿命化につながります。

 

2.塗装剥げ補修に必要な道具と材料

塗装剥げの補修をDIYで行うためには、正しい道具と材料を用意することが成功への第一歩です。必要な道具は、作業をスムーズに進めるために必須となりますが、過不足なく揃えることが重要です。DIYで使用する際には、次の道具と材料を用意しておくことをお勧めします。

まず最初に必要なのが、塗装をするための基本的な道具です。塗料を塗るためには、タッチペン、スプレー塗装、あるいはエアブラシを使用する方法があります。タッチペンは、塗装が剥がれた部分が小さく、補修する範囲が限られている場合に最適です。タッチペンを使用することで、細かい部分にぴったりと塗料を塗り込むことができ、綺麗に補修できます。塗料は車の色に合ったものを選ぶことが重要です。車の色コードを確認し、それに合わせた塗料を選ぶことで、仕上がりが目立たず自然に仕上がります。

スプレー塗装は、広範囲にわたる塗装剥げを補修する際に有効です。スプレー塗料を使用することで、均一に塗料を吹きかけることができ、素早く塗装が完了します。スプレー塗装は、広い面積を素早くカバーできる一方で、細かい部分に塗料が付着しないように注意が必要です。スプレー塗装を行う際には、塗装面のマスキングをきちんと行い、他の部分に塗料がかからないようにすることが重要です。

また、塗装を綺麗に仕上げるためには、サンドペーパーや研磨用の道具が欠かせません。サンドペーパーは、塗装前の表面を整えるために使います。表面に残った古い塗料や汚れを取り除き、スムーズな仕上がりにするために重要な役割を果たします。特に、塗装が剥がれた部分をしっかりと研磨してから塗装を行うことで、塗料が定着しやすくなります。最初は粗い目のサンドペーパーを使い、その後は細かい目のサンドペーパーに切り替えることで、仕上げが非常に綺麗になります。

次に、パテを使用する場合があります。深い傷や穴がある場合には、パテを使って補修します。パテは、傷を埋めるために使用し、表面が平滑になるように調整します。パテは硬化した後にサンドペーパーで研磨し、塗装を行うための下地が整います。パテを塗布した部分は、乾燥させた後にしっかりと研磨して平らにすることが重要です。

最後に、仕上げに使うクリアコートを用意します。クリアコートは、塗装面を保護し、ツヤを出すために必要な材料です。塗装が乾いた後にクリアコートを薄く塗ることで、塗装面が長持ちし、塗装が剥がれにくくなります。

 

3.タッチペンを使った簡単補修の手順

タッチペンは、小さな塗装剥げを補修するための最も簡単で効率的な方法の一つです。タッチペンを使えば、プロの技術がなくても比較的短時間で塗装を修復することができます。ここでは、タッチペンを使った補修の手順を詳細に説明します。

最初のステップは、補修する部分を綿密にチェックすることです。塗装剥げが起きている場所を確認し、傷の範囲を決定します。タッチペンを使う場合、補修する範囲が小さいことが多いため、傷が完全に露出している状態であれば十分です。次に、傷をきれいにするためにサンドペーパーを使用します。傷の周囲を軽く研磨し、塗装面に残った汚れや錆を取り除きます。研磨を行うことで、新しい塗料がしっかりと定着し、仕上がりが綺麗になります。

研磨が終わったら、傷を清掃します。クリーンな布やウェットティッシュを使って、塗装面の汚れや油分を取り除きます。この工程を省略すると、塗料の密着が悪くなり、仕上がりが悪くなることがありますので、必ず丁寧に行いましょう。

その後、タッチペンを使って補修を始めます。タッチペンを塗布する際は、薄く均等に塗ることが大切です。タッチペンは一度にたくさん塗ってしまうと、仕上がりが不均一になりやすいので、数回に分けて少しずつ塗り重ねていきます。最初は薄く塗り、乾燥させた後にさらに重ね塗りを行うと良いでしょう。塗料が乾く時間は、タッチペンの種類によって異なりますが、通常は数時間程度で乾きます。

最後に、タッチペンで塗装した部分が乾いた後に、必要であれば軽く研磨して表面を整えます。その後、仕上げとしてクリアコートを薄く塗布します。クリアコートを塗ることで、塗装面の保護ができ、艶を出すことができます。これで、タッチペンを使った簡単な塗装剥げ補修が完了です。

 


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4.スプレー塗装をきれいに仕上げるコツ

スプレー塗装は、DIYで広範囲の塗装剥げを修復する際に非常に有効な方法です。しかし、スプレー塗装をうまく仕上げるためにはいくつかのコツを押さえる必要があります。特に、塗料のムラや垂れを防ぎ、美しい仕上がりを実現するためには、準備や作業手順が重要です。

まず最初に重要なのは、塗装面の準備です。スプレー塗装を行う前に、塗装面をしっかりと清掃することが不可欠です。汚れや油分が残っていると、塗料の密着が悪くなり、仕上がりにムラが出たり、塗装が剥がれやすくなります。清掃には、温水と洗剤を使って汚れを取り、乾燥させることが基本です。また、塗装面に傷がある場合は、サンドペーパーで軽く研磨して表面を滑らかにします。この段階でしっかり準備をすることで、後の塗装がうまくいきます。

次に、スプレー塗装を行うための環境づくりも大切です。スプレー塗装は、風の影響を受けやすく、埃やゴミが塗装面に付着すると仕上がりが悪くなることがあります。そのため、塗装は風が少ない静かな日に行い、埃が舞いにくい場所で作業を行いましょう。屋外で行う場合は、風が強い日を避けるようにし、風を遮るための風防を使用するのも効果的です。室内で塗装を行う場合は、換気を十分に行い、塗料の匂いがこもらないように注意します。

スプレー缶の使い方も非常に重要です。スプレー缶を使用する前に、缶をよく振って塗料を均等に混ぜることが必要です。約1分程度、缶を上下に振ってから使い始めると、塗料が均等に出やすくなります。塗装の際は、スプレー缶を一定の距離(約20〜30cm)から塗装面に向け、スプレーを均等に吹きかけることが大切です。スプレーは一定の速度で動かし、無理に一箇所に集中しないように注意します。一回の吹きかけでは塗装が薄くなりがちなので、数回に分けて重ね塗りを行います。塗料が乾燥した後に重ね塗りを行うことで、均一で美しい仕上がりになります。

また、スプレー塗装の際には塗料の乾燥時間も確認することが大切です。塗料は乾燥時間が長いと、埃やゴミが付着しやすくなるため、塗装後すぐに作業を終わらせないようにしましょう。通常、スプレー塗装を行った後は、塗料の乾燥時間を守り、十分に乾燥させることが大切です。乾燥時間を守ることで、仕上がりの品質を高め、後から触れたときにべたつきや不均一な塗膜ができるのを防ぎます。

最後に、スプレー塗装後の仕上げとして、クリアコートを施すことをお勧めします。クリアコートは、塗装面にツヤを与えるだけでなく、塗装を保護する役割も果たします。クリアコートを塗ることで、塗装の耐久性が向上し、色褪せや剥がれを防ぐことができます。クリアコートもスプレー缶で簡単に使用できますが、塗装が完全に乾いてから塗布するようにしましょう。

 

5.パテを使った深い傷の補修方法

塗装が剥がれた部分に深い傷やへこみがある場合、パテを使用して傷を補修することが必要です。パテは、塗装面の凹凸を平らにするために使う材料で、深い傷を埋めて滑らかな表面を作ることができます。パテを使用した補修には、いくつかの注意点がありますが、正しい手順で作業を進めれば、素人でも高い完成度の補修が可能です。

最初に、パテを使用する前に傷を研磨して表面を整えることが重要です。研磨にはサンドペーパーを使用し、傷の周りを軽く削ることで、パテがしっかりと密着するようになります。サンドペーパーで傷を広げすぎないように注意し、傷の周囲を軽く研磨しておきます。これにより、後の作業がスムーズに進みます。

次に、パテを塗布する準備をします。パテは通常、2液タイプのものが使われます。パテの主成分と硬化剤を混ぜる際には、分量を守ることが大切です。過剰に混ぜすぎると硬化が早く進んでしまい、塗布するタイミングを逃してしまいます。適切な割合で混ぜた後、パテをスパチュラやヘラで傷に塗り込んでいきます。パテは傷の深さに応じて少しずつ塗り重ね、少しずつ平らにしていきます。パテが硬化する前に、表面をできるだけ平滑に仕上げることがポイントです。

パテを塗った後、完全に乾燥させます。乾燥時間はパテの種類や気温により異なりますが、通常は数時間程度です。乾燥したら、サンドペーパーでパテを研磨し、表面を滑らかに整えます。この時、研磨の目安としては、最初に粗い目のサンドペーパーで研磨し、その後細かい目のサンドペーパーに切り替えて仕上げます。サンドペーパーの目を変えることで、表面がより滑らかになり、塗装の仕上がりが美しくなります。

パテが平らに仕上がったら、次は塗装を行います。塗装を行う前に、傷を再度清掃し、研磨で出た粉や汚れを取り除きます。その後、タッチペンやスプレー塗装を使って補修した部分を塗り重ねていきます。塗装が完了したら、仕上げとしてクリアコートを塗ることをお勧めします。これにより、塗装面が保護され、さらにツヤが増して完成度が高まります。

 

6.DIY塗装補修の失敗例と対策

DIY塗装補修には、失敗してしまうこともあります。初心者がよく直面する失敗には、ムラになったり、塗装が剥がれたり、色が合わなかったりすることがあります。しかし、これらの失敗を防ぐための対策もあります。ここでは、よくある失敗例とその対策について詳しく解説します。

まず、よくある失敗の一つが塗料のムラです。塗装面が均一に塗れていないと、塗料が厚くなりすぎてしまったり、逆に薄すぎてしまったりすることがあります。ムラを防ぐためには、スプレー缶を一定の距離から均等に動かしながら塗布することが大切です。また、数回に分けて薄く重ね塗りを行うことで、ムラを防ぎ、均一に仕上げることができます。

次に、塗装が剥がれる失敗もあります。塗装が剥がれてしまう原因の一つは、塗装面の準備不足です。塗装面に汚れや油分が残っていると、塗料が密着しにくくなり、剥がれやすくなります。塗装前にしっかりと清掃し、研磨を行ってから塗料を塗ることが重要です。また、塗料を重ねすぎると、塗膜が厚くなり、乾燥時に剥がれやすくなることもあるので、塗装は薄く何度も重ねて行うことをおすすめします。

色が合わないという失敗もよくあります。特に、車の塗装が古くなっていたり、色が微妙に変わっている場合、補修後に色が合わないことがあります。色を合わせるためには、車の色コードを正確に確認し、それに合った塗料を選ぶことが不可欠です。色が微妙に異なる場合でも、タッチペンやスプレーで重ね塗りを行うことで、見た目の違いを最小限に抑えることができます。

最後に、塗装後に埃やゴミが付着する失敗もあります。塗装が乾く前に埃がついてしまうと、仕上がりが不均一になり、塗装面が汚れてしまいます。この失敗を防ぐためには、作業場所を清潔に保ち、風のない日を選んで作業を行うことが大切です。また、塗装が乾く前に他の作業を行わないようにして、完全に乾燥させることを心掛けましょう。

これらの失敗を避けるためには、準備と作業の手順を守り、細心の注意を払って進めることが成功の鍵です。

 


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7.クリアコートで仕上げる際のポイント

塗装補修後の仕上げにクリアコートを施すことは、補修作業の最終仕上げとして非常に重要な工程です。クリアコートは、塗装面を保護し、紫外線や汚れから守るだけでなく、光沢を与え、塗装の色合いを引き立てる役割も果たします。ここでは、クリアコートをうまく仕上げるためのポイントをさらに詳しく解説します。

まず、クリアコートを塗布する前に塗装面が完全に乾燥していることを確認することが重要です。塗装面が乾燥していない状態でクリアコートを施すと、塗装が定着しにくく、後から塗装が剥がれる原因になります。一般的に、塗装後は24時間以上の乾燥時間が必要ですが、湿度や気温によって乾燥時間は変動するため、完全に乾いた状態で作業を進めることが大切です。

クリアコートを塗布する際には、スプレー缶を約20〜30cmの距離で均等に吹きかけることがポイントです。近づけすぎると、塗料が厚く塗られてムラができることがあります。また、一度に大量に吹きかけるのではなく、数回に分けて薄く重ね塗りを行うことが重要です。1回目の塗布後は、塗料が乾燥するまで待ち、乾燥後に次の層を施します。これにより、ムラを防ぎ、美しい仕上がりを実現できます。

さらに、塗装面の環境もクリアコートの仕上がりに影響を与えるため、塗装作業は風が少ない静かな日に行うことが理想的です。風が強い日や埃が多い環境では、塗装面にゴミや埃が付着してしまい、仕上がりが汚れる原因となります。屋内で作業をする場合でも、換気を十分に行い、塗装面が乾燥しやすい環境を整えましょう。

また、クリアコートを塗布した後、乾燥時間を守ることが非常に重要です。クリアコートは表面が乾燥していても、内部が完全に硬化するまで時間がかかるため、しばらく触れずに放置しておくことが望ましいです。乾燥後、塗装面を軽く研磨してツヤを出すこともできます。研磨には細かい目のサンドペーパーを使用し、表面を滑らかに整えます。その後、コンパウンドを使って磨き上げることで、より一層艶やかな仕上がりを得ることができます。

 

8.塗装剥げを補修した後の耐久性

塗装剥げを補修した後、その耐久性は使用する塗料や乾燥時間、メンテナンスによって大きく異なります。適切な塗料と正しい作業方法を選ぶことで、補修した塗装が長持ちし、車の外観を美しく保つことができます。ここでは、塗装補修後の耐久性を高めるための方法について詳しく解説します。

まず、耐久性に大きく影響するのは使用する塗料の質です。高品質な塗料は、紫外線や風雨に強く、車両外装に長期間耐えることができます。特に車の塗装には、耐紫外線性や耐水性、耐摩耗性が求められます。市販の自動車用塗料はこれらの特性を備えており、長期的に塗装面を保護することができます。車専用の塗料を使用することで、塗装が褪色せず、傷や汚れにも強い耐久性を発揮します。

次に、塗装後の乾燥時間が耐久性に大きく関係しています。塗装が完全に乾く前に車を使用すると、塗装面が定着せず、摩擦や衝撃で塗料が剥がれる原因となります。塗装後は少なくとも24時間以上の乾燥時間を確保し、完全に乾燥させることが大切です。湿度が高い場合や温度が低い場合には、乾燥時間を長めに取ることが推奨されます。

塗装後のメンテナンスも耐久性を高めるために重要です。車を定期的に洗車し、塗装面に付着した汚れや塩分を取り除くことが、塗装の寿命を延ばします。特に冬の間は、道路に撒かれた塩分や砂が塗装面に付着しやすく、これが塗装を傷める原因となります。洗車後は、乾燥したタオルで水分を拭き取るとともに、塗装面に保護ワックスを施すことで、塗装の保護効果を高めることができます。

また、車を長期間外に放置することも塗装の耐久性に悪影響を与えるため、可能であれば車をガレージに保管することが望ましいです。直射日光や雨、風にさらされることで、塗装面が劣化しやすくなります。ガレージに保管することで、塗装が外部の要因から守られ、長期間美しい状態を維持することができます。

傷がついた場合は早期に補修を行うことが耐久性を保つために重要です。塗装面に小さな傷がつくと、そこから錆が発生し、塗装の剥がれが広がる原因となります。傷を見つけたら、早めに補修することで塗装の劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

 

9.DIY補修とプロの仕上がりの違い

DIYでの塗装補修はコストを抑え、手軽に車の外観を美しく保つ方法ですが、プロによる補修と比べると仕上がりにいくつかの違いがあります。プロによる補修は、塗装の品質や仕上がりが非常に高いのに対し、DIYでは技術や道具の違いから、完璧な仕上がりを実現するのが難しいことがあります。

まず、プロは高品質な塗料を使用し、車両専用の塗装技術を駆使して仕上げます。プロが使用する塗料は耐紫外線性や耐摩耗性に優れ、車の塗装を長期間にわたって保護します。また、プロの作業では、塗装面が均一でムラなく仕上がり、見た目が非常に美しくなります。プロの技術では、色の調整や微細な部分の塗装も完璧に行われ、素人では難しい細かい作業を得意としています。

一方、DIYでは道具や塗料の品質、作業の技術が異なり、仕上がりに差が出ることがあります。特に、色合わせや塗料のムラを防ぐことは難しく、最初はきれいに塗れても時間が経つと塗装が剥がれることもあります。タッチペンやスプレーを使ったDIY補修は、時間と手間をかけて進めることが必要ですが、完璧な仕上がりを実現するには経験が求められます。

また、プロによる補修では、仕上げの段階で研磨や艶出しを行うため、塗装面に高い光沢を与えることができます。プロの磨き技術により、塗装面が滑らかで鏡のように艶やかな仕上がりになります。DIYでは、仕上げの磨き作業を怠ることが多く、ツヤのない仕上がりになりがちです。

プロによる補修は、費用がかかりますが、仕上がりの品質や耐久性が高いため、長期的には満足度が高いことが多いです。対して、DIYはコストを大幅に抑えられますが、時間や手間がかかることや、仕上がりに差が出る可能性があることを考慮する必要があります。

 


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10.素人でもできる塗装剥げ補修の流れ

DIYでの塗装剥げ補修は思っているよりも簡単で、適切な手順を踏むことで高い仕上がりを得ることができます。ここでは、素人でもできる塗装剥げ補修の流れを、具体的な手順とともに解説します。

まず最初に重要なのは、補修対象となる塗装剥げの状態を確認することです。塗装剥げが発生している箇所を丁寧にチェックし、剥げが広範囲か、あるいは小さな部分かを確認します。塗装剥げが小さければ、タッチペンを使った補修が適しており、広範囲の場合はスプレー塗装やパテを使う方法が有効です。この段階で、どの方法を選ぶかを決定します。

次に、補修に必要な道具を準備します。基本的な道具として、サンドペーパー、塗料(タッチペンやスプレー)、クリアコート、研磨剤、マスキングテープ、クリーンな布が必要です。これらはほとんどがホームセンターで購入でき、車両専用の塗料を選ぶことが大切です。また、サンドペーパーも、粗めのものから細かい目のものまで用意しておくと便利です。

道具が整ったら、まず塗装剥げが発生している部分をきれいにする作業から始めます。塗装面に汚れや油分が残っていると、塗料がしっかりと定着しないため、布で拭き取ったり、適切な洗剤を使ってきれいにします。次に、サンドペーパーで傷や塗装剥げ部分を軽く研磨し、塗料がしっかりと密着できるように表面を整えます。研磨の際は、傷を広げないように注意深く行います。

次のステップは、塗装を行うことです。タッチペンを使う場合は、塗装剥げ部分に塗料を均等に塗布します。タッチペンは数回に分けて塗るのがポイントで、1回目が乾いた後に2回目、3回目と重ね塗りを行います。塗料が乾燥する時間は製品によって異なるため、指示に従って十分に乾燥させます。スプレー塗装の場合も、同様に数回に分けて塗り、乾燥後に必要であれば軽く研磨します。スプレー塗装は一度に大量に塗るのではなく、薄く何回も重ね塗りを行うことで、ムラを防ぎます。

塗装が終わったら、クリアコートを塗布して仕上げます。クリアコートは、塗装を保護し、ツヤを出す役割を果たします。スプレータイプのクリアコートを均等に吹き付け、乾燥させます。乾燥後、必要に応じてサンドペーパーで表面を軽く研磨し、さらにコンパウンドで磨きます。この研磨作業を行うことで、より滑らかで光沢のある仕上がりになります。

最後に、補修部分を完全に乾燥させ、完了です。塗装が乾いた後は、補修部分を優しく触れ、仕上がりが均一かつ硬化していることを確認します。これで、素人でも簡単に塗装剥げを補修することができます。

 

DIY補修がくれる、愛車との新たなつながり

DIYで塗装剥げを補修することは、初心者でも十分に可能であり、少しの時間と努力で自分の車をきれいに保つことができます。補修後の仕上がりは、プロの修理と同じように見えることもあり、費用も大幅に抑えることができます。しっかりとした準備と正しい手順を守ることで、長期間にわたって美しい外観を維持することが可能です。

塗装剥げの補修は、早期に行うことで、車の外観を保つだけでなく、錆の発生を防ぎ、車体の寿命を延ばす効果もあります。塗装が剥がれる原因はさまざまですが、塗装面を適切に保護し、定期的にチェックすることが大切です。また、補修が成功すれば、DIYでできたことに満足感を感じ、次回の補修にも自信が持てるようになります。

もしも補修がうまくいかなかった場合でも、失敗を恐れず次に生かすことが重要です。塗装作業は慣れが必要ですが、繰り返し行うことで技術が向上し、仕上がりもより良くなります。DIYでの補修は自己満足感を得るための大きな一歩であり、車を大切にする気持ちがさらに深まることでしょう。

 


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